岡山県高等学校教育研究会英語部会(昭和39年発足)は,岡山県下の高等学校外国語 (英語)科の会員によって構成され,岡山県の英語教育の発展に邁進しています。

令和5年8月8日(火)、岡山城東高等学校を会場に、県高等学校教育研究会英語部会主催の「令和5年度英語ディベートワークショップ」が開催されました。このワークショップは、10月28日(土)開催予定の「第12回岡山県高校生英語ディベート大会 兼 第18回全国高校生英語ディベート大会岡山県予選」に向けて、ディベートの基礎知識を身に付けるとともに、モデルディベートから実践的な学びを養成することを目的としたものです。

県内の参加校は5校、参加生徒は32名、参加教員は顧問、ジャッジ研修の先生を含め23名でした。

今回は、福井県立藤島高等学校の三仙真也先生と兵庫県立相生高等学校の田村駿先生が会場にお越しくださり、三仙先生は講演とモデルディベートの指導講評を、田村先生は練習試合のジャッジをしてくださいました。

午前は、三仙先生がディベートの基礎知識、HEnDA式のディベートについて非常にわかりやすく、ユーモアを交えながら説明をしてくださり、あっという間に時間が過ぎていきました。

午後は、岡山城東高等学校と岡山朝日高等学校によるモデルディベートを行い、ジャッジをしてくださった三仙先生より、様々な視点から多岐にわたる指導をしてくださり、県大会さらには全国大会を目指すために必要な助言を数多くしてくださいました。

その後、今年の全国大会の論題であるThat the Japanese Government should legalize gestational surrogacy.「日本政府は、代理出産を合法化すべきである。」について、大切なポイントを押さえながら説明してくださいました。

ワークショップ後には、3部屋に分かれて練習試合が行われました。今回のワークショップや練習試合を経験して、生徒たちはディベートに関する知識を学んだだけでなく、実践演習を通じて他校の生徒たちとの交流も深めたように思います。今後その交流が一層広まり、岡山県の英語ディベートの発展に繋がることを願います。各校、秋の県大会に向けて素晴らしい準備をしてくれることを期待しています。

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